大会の基本
箱根駅伝は、毎年1月2日と3日に行われる関東の大学による駅伝競走です。大会公式サイトによると、東京・大手町の読売新聞社前から箱根・芦ノ湖までの往路5区間107.5kmを1月2日に、芦ノ湖から大手町までの復路5区間109.6kmを1月3日に走り、合計10区間217.1kmの総合記録で順位を争います。出場するのは前年大会で10位以内に入ったシード校10校、10月の予選会を通過した10校、そして予選会で敗れた大学の選手で編成する関東学生連合の計21チームです。関東学生連合の記録は参考記録として扱われ、順位はつきません。
優勝は総合のほかに、往路と復路でもそれぞれ決まります。往路を制した大学が総合でも優勝するとは限らず、復路で順位が大きく入れ替わることも珍しくありません。このアーカイブでは、総合順位とあわせて往路・復路の順位と記録を掲載し、各校が2日間をどう戦ったかを比べられるようにしています。
3大会のあらまし
2024年の第100回大会は記念大会として23校が出場し、青山学院大学が10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶりの総合優勝を果たしました。2025年の第101回大会は、青山学院大学が5区と6区の区間新記録で10時間41分19秒の大会新記録を出して連覇し、駒澤大学が復路新記録で2位に入りました。2026年の第102回大会は、青山学院大学が5区の黒田朝日選手の区間新記録で往路を逆転し、10時間37分34秒の大会新記録で3連覇を達成しています。3大会続けて大会記録が更新されたことになります。
2位以下の顔ぶれも変化しています。2024年は駒澤大学と城西大学、2025年は駒澤大学と國學院大學、2026年は國學院大學と順天堂大学が表彰台に入りました。シード権争いでは、2025年に8位から11位までが10秒以内にひしめき、順天堂大学が10位と7秒差でシード権を逃しています。その順天堂大学が翌年に3位に入ったことは、1年で順位が大きく動く箱根駅伝の特徴をよく表しています。
往路・復路の優勝校
大会公式サイトの記録によると、往路優勝は3大会とも青山学院大学で、記録は2024年5時間18分13秒、2025年5時間20分01秒、2026年5時間18分08秒でした。復路優勝は2024年が青山学院大学(5時間23分12秒)、2025年が駒澤大学(5時間20分50秒)、2026年が青山学院大学(5時間19分26秒)です。2025年の駒澤大学は総合2位ながら、復路で優勝校を28秒上回りました。往路・復路・総合の3つをすべて制した完全優勝は、3大会のうち2024年と2026年の2回です。
10位の記録とシード権の境目
シード権の境目となる総合10位の記録は、2024年が大東文化大学の11時間00分42秒、2025年が帝京大学の10時間54分58秒、2026年が日本大学の10時間53分56秒でした。2024年と2026年を比べると、10位の記録は6分46秒、優勝記録は3分51秒速くなっており、上位校だけでなくシード圏全体の記録が上がっています。3大会続けて10位以内に入ったのは、青山学院大学、駒澤大学、國學院大學、早稲田大学、城西大学、創価大学、帝京大学の7校です。
このアーカイブの見方
各大会のページには、総合上位10校の結果表、優勝校とのタイム差のグラフ、往路と復路の記録の比較図、往路順位から総合順位への変化を示した図を掲載しています。記録と順位は大会公式サイトの「過去の記録」を基準にし、報道で伝えられた展開や区間の記録には出典を明記しています。記録をもとにした当サイトの見解には「編集部分析」と表示し、事実と区別しています。大会ごとの詳しい振り返りは、各ページから大会回顧の記事へ進めます。第99回大会以前の結果については、現在は歴代の総合優勝校のみを「歴史」のページで扱っています。記録の確認が取れた大会から、順次このアーカイブに追加していく予定です。第103回大会の結果は、2027年1月の大会終了後、公式記録の発表を確認してから掲載します。
参考資料
- 過去の記録 大会詳細:第100回大会 2024年(東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト)
- 過去の記録 大会詳細:第101回大会 2025年(東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト)
- 過去の記録 大会詳細:第102回大会 2026年(東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト)
- 箱根駅伝とは(概要・歴史・豆知識)(東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト)
- 歴代優勝校(日本テレビ 箱根駅伝番組公式サイト)
記録は大会公式サイト「過去の記録」に基づきます。