箱根駅伝 専門メディア第103回大会 2027年1月2日・3日

Season 2025

第101回箱根駅伝(2025年)大会結果

青山学院大学が10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8度目の総合優勝。復路は駒澤大学が5時間20分50秒の復路新記録で制しました。

目次
  1. 大会の概要
  2. 往路:5区で中央大学を逆転
  3. 復路:野村昭夢選手の56分台
  4. シード権争い
  5. 記録で見る第101回大会
総合優勝
青山学院大学 10:41:19
往路優勝
青山学院大学 5:20:01
復路優勝
駒澤大学 5:20:50
総合2位
駒澤大学 10:44:07

大会の概要

第101回大会は2025年1月2日・3日に行われ、通常どおり20校と関東学生連合の21チームが出場しました。この年度は國學院大學が出雲駅伝と全日本大学駅伝を制しており、三冠をかけて箱根に臨みましたが、読売新聞の見出しが伝えるとおり、青山学院大学がそれを阻む形となりました。

第101回大会 総合上位10校(出典:大会公式サイト「過去の記録」)
順位大学総合記録往路復路
1青山学院大学10:41:195:20:01(1)5:21:18(2)
2駒澤大学10:44:075:23:17(4)5:20:50(1)
3國學院大學10:50:475:25:26(6)5:25:21(3)
4早稲田大学10:50:575:22:30(3)5:28:27(10)
5中央大学10:52:495:21:48(2)5:31:01(13)
6城西大学10:53:095:25:58(7)5:27:11(8)
7創価大学10:53:355:23:38(5)5:29:57(11)
8東京国際大学10:54:555:28:34(11)5:26:21(5)
9東洋大学10:54:565:27:53(9)5:27:03(7)
10帝京大学10:54:585:29:28(14)5:25:30(4)

往路:5区で中央大学を逆転

往路をリードしたのは中央大学でした。青山学院大学は1区でトップと1分44秒差の10位と出遅れましたが、2区の黒田朝日選手が区間3位の走りで3位に浮上し、4区の太田蒼生選手が区間賞で首位の中央大学と45秒差の2位まで追い上げます。5区の若林宏樹選手は9.5km付近で中央大学を抜き、従来の区間記録を3秒更新する1時間09分11秒で往路優勝のテープを切りました。中央大学は1分47秒差の往路2位、5区の工藤慎作選手が区間2位と好走した早稲田大学が往路3位でした。

復路:野村昭夢選手の56分台

復路の流れを決定づけたのは、6区の野村昭夢選手でした。56分47秒の区間新記録は、第96回大会の記録を30秒更新する初の56分台で、小田原中継所では2位との差が3分49秒に広がりました。8区の塩出翔太選手は2年連続の区間賞、9区の田中悠登選手が区間2位、10区の小河原陽琉選手も区間賞と続き、青山学院大学は一度も首位を譲りませんでした。野村選手は最優秀選手の金栗四三杯と、この大会から新設された大会MVPの両方に選ばれています。

一方、往路4位の駒澤大学は7区の佐藤圭汰選手が従来の記録を57秒更新する1時間00分43秒の区間新記録を出すなど復路で追い上げ、5時間20分50秒の復路新記録で復路優勝。総合でも青山学院大学に2分48秒差の2位に入りました。

往路復路左ほど速い青山学院大往路 5:20:01(1位)復路 5:21:18(2位)1/2位駒澤大往路 5:23:17(4位)復路 5:20:50(1位)4/1位國學院大往路 5:25:26(6位)復路 5:25:21(3位)6/3位早稲田大往路 5:22:30(3位)復路 5:28:27(10位)3/10位中央大往路 5:21:48(2位)復路 5:31:01(13位)2/13位城西大往路 5:25:58(7位)復路 5:27:11(8位)7/8位創価大往路 5:23:38(5位)復路 5:29:57(11位)5/11位東京国際大往路 5:28:34(11位)復路 5:26:21(5位)11/5位東洋大往路 5:27:53(9位)復路 5:27:03(7位)9/7位帝京大往路 5:29:28(14位)復路 5:25:30(4位)14/4位
往路復路左ほど速い青山学院大往路 5:20:01(1位)復路 5:21:18(2位)1/2位駒澤大往路 5:23:17(4位)復路 5:20:50(1位)4/1位國學院大往路 5:25:26(6位)復路 5:25:21(3位)6/3位早稲田大往路 5:22:30(3位)復路 5:28:27(10位)3/10位中央大往路 5:21:48(2位)復路 5:31:01(13位)2/13位城西大往路 5:25:58(7位)復路 5:27:11(8位)7/8位創価大往路 5:23:38(5位)復路 5:29:57(11位)5/11位東京国際大往路 5:28:34(11位)復路 5:26:21(5位)11/5位東洋大往路 5:27:53(9位)復路 5:27:03(7位)9/7位帝京大往路 5:29:28(14位)復路 5:25:30(4位)14/4位
第101回大会の往路・復路記録。駒澤大学は復路1位、中央大学は往路2位から復路13位となった(公式記録をもとにVoxlynest編集部作成)

シード権争い

8位東京国際大学(10時間54分55秒)、9位東洋大学(10時間54分56秒)、10位帝京大学(10時間54分58秒)、11位順天堂大学(10時間55分05秒)と、8位から11位までが10秒の中にひしめく大接戦でした。順天堂大学は10位と7秒差でシード権を逃しましたが、翌年の第102回大会では総合3位に躍進しています。

記録で見る第101回大会

大会公式サイトの記録によると、往路の上位5校は青山学院大学、中央大学、早稲田大学、駒澤大学、創価大学、復路の上位5校は駒澤大学、青山学院大学、國學院大學、帝京大学、東京国際大学でした。往路と復路の両方で5位以内に入ったのは、青山学院大学と駒澤大学の2校です。

2位の駒澤大学(10時間44分07秒)と3位の國學院大學(10時間50分47秒)の間には6分40秒の開きがあり、上位2校が抜け出した大会でした。一方、3位の國學院大學と4位の早稲田大学の差は10秒です。早稲田大学は往路で國學院大學を2分56秒リードしていましたが、復路で3分06秒差をつけられて逆転されました。

順位ごとの間隔を見ると、1位と2位が2分48秒、2位と3位が6分40秒、4位と5位が1分52秒の差で、5位の中央大学から10位の帝京大学までの6校は2分09秒の中に収まりました。優勝校と10位の差は13分39秒で、前年の19分17秒より5分38秒小さくなっています。

参考資料

  1. 過去の記録 大会詳細:第101回大会 2025年(東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト)
  2. 箱根駅伝 2025:青山学院大が大会新記録で連覇、国学院大の3冠阻む(読売新聞オンライン)
  3. 新たな100年への一歩も青学大!大会新で2年連続8度目V(月陸Online(月刊陸上競技))
  4. 箱根駅伝連覇の青山学院大 MVPの野村昭夢(4years.(朝日新聞社))
  5. 歴代優勝校(日本テレビ 箱根駅伝番組公式サイト)

記録は大会公式サイト「過去の記録」に基づきます。